2018年の紅白でも話題になった米津玄師さんの新曲がついに出ます!
ファンだけでなく、どんな新曲なのか気になりますよね。
本記事では、米津玄師さんの新曲「海の幽霊」について紹介してます。
- 米津玄師さんの「海の幽霊」について詳しく知りたい人
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【米津玄師】海の幽霊の発売日(配信)はいつ?
米津玄師さん待望の新曲「海の幽霊」の配信が2019年6月3日からスタートします!
今回の新曲は映画「海獣の子供」の主題歌となってます。
映画公開は2019年6月7日ですので、映画公開前の配信リリースになりますね。
原作を初めて読んだのは10代の頃だと思うのですが、そのすごさに圧倒されたことを憶えています。今読み返してもあの時の衝撃は全く古びず、更に新しい発見をもたらしてくれます。
もし映像化されるのであれば歌を作らせてほしいなあなんていうふうに思ってたことが、今日になって実現するというのはなんとも感慨深いです。
原作が持ってるものに負けないよう、それでいてうまく寄り添えるようなものが、果たして自分に作れるのかと、ここ数ヶ月は問答の日々でした。今は映画館で流れる日を楽しみにしています。
今回の曲の率直な感想ですが、米津さんの高音域の歌声が美しく、壮大な海の波とうねりに巻き込まれていくような感覚に襲われました。
曲タイトルの「海の幽霊」っていうタイトルもちょっと不気味というか怖いイメージがありますが、曲に込められた想いからしても鳥肌が立つぐらい不思議な力がある新曲です。
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米津玄師 海の幽霊のMP3・CD発売はあるの?
MP3(音源だけ)の発売は2019年6月3日からです。
【配信される音楽サービス(予想)】
- iTunes
- レコチョク
- LINE MUSIC
- Amazonデジタル
- mora
- Google Play Music
- spotify
気になるCD発売ですが、残念ながらシングルCDとしてリリース予定はないそうです。
過去にも「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」でDAOKOさんとコラボしましたが、CDシングルとしての発売はされませんでした。
【2019年発売のアルバムに収録されるかもしれない(予想)】
実は2019年に米津さんの新アルバムが発売される可能性が高いです。
その中に、今回の「海の幽霊」だけでなく、DAOKOさんとのコラボ曲も収録されると思われます。
米津さんが過去に発売したアルバムは以下の2作品のみ。
- BOOTLEG
→ 2017年11月リリース - Bremen
→ 2015年10月リリース
お気づきでしょうか?
意図的なのか不明ですが、2年おきにアルバムが発売されてるということを!
つまり、2019年10月~11月頃に新しいアルバムがリリースされる可能性が高いんです
今年アルバムが発売されるかもしれない理由として、2019年の米津さんの活動の様子からも予想ができます。
2019年も半年が経過してるのに、米津さんはツアー以外に菅田将暉さんの新曲「まちがいさがし」のプロデュース、今回の新曲「海の幽霊」で映画「海獣の子供」へタイアップ曲などの音楽活動しかありません。
実はこっそりとアルバム制作活動を行っているのでは?と予想できます。
「海の幽霊」歌詞と意味考察について
開け放たれた この部屋には誰もいない
潮風の匂い 染み付いた椅子がひとつ
あなたが迷わないように開けておくよ
軋む音をたいて
何から話せばいいのか
わからなくなるかな
星が降るように あなたに逢いたい
あの夜を忘れはしない
大切なことは 言葉にならない
夏の日々の起きたすべて
思いがけず 光るのは
海の幽霊
うだる夏のように 梢が船を見送る
いくつかの歌を囁く 花を散らして
あなたがどこかで笑う声が聞こえる
暑い頬の手触り
ねじれた道を進んだら
その瞼が開く
離れ離れでも時が来るの
叫ぼう「今は幸せ」と
大切なことは言葉にならない
跳ねる光に溶かして
星が降るように あなたに逢いたい
あの時を忘れはしない
大切なこと言葉にならない
夏の日々の起きたすべて
思いがけず 光るのは
海の幽霊
風薫る 砂浜で
また会いましょう
- 開け放たれたこの部屋に誰もいない。
冒頭の歌詞からして映画のワンシーンを連想させる表現ですよね。
主人公は「開け放たれた部屋=誰もいない部屋」に独り。
潮風の匂いとともに、大切な人が使っていた帽子がポツリと置かれています。
主人公の大切な人が、もう居なくなってしまった事を示唆しています。
- 「あなた」が会いにきてくれる事を祈っている
主人公は「あなた=大切な人」が、また会いにきてくれる事を願って、部屋の扉を開けています。軋む扉の音。
主人公は“あなた”がそこに居てくれるように感じているのです。
主人公は何から話していいのか分からないくらいに「胸に溜め込んだ“あなた”への思い」を募らせています。
- 星が降る夜にあなたに会えた=海の幽霊
星が降る夜に、主人公は“あなた”と出会いました。
「海獣と子供」の予告編では、星が降る夜のシーンが映し出されています。
「夏空に星が降る時、海の幽霊が現れる」
つまり、主人公は“あなた”と星の振る夜にしか会えないのだと解釈出来ます。
- 一緒に過ごした夏の思い出
うだるような暑い夏の夕方に、海に浮かぶ船を一緒に見た事。
花を1枚1枚散らしながら、一緒に歌った歌。
主人公はそんな思い出にふけながら、海を眺めています。
いまも“あなた”が笑う声が聞こえてくるような気がする。
この手には、その頰に触れた熱さが残っているのに…
色々な複雑な想いを抱えながら、ようやくまた、その時(星の降る夜)を迎えます。
- たとえ離れ離れでも、幸せを感じていよう。
星の振る夜に現れて、また消えてしまう“あなた”
別れを悲しむ事はやめて、いまはこの「幸せ」しっかりと噛み締めよう。
そして幸せと叫ぼう。
大切な事は、なかなか言葉にならない。
この夏に起きた色々な思い出が、胸一杯に溢れ出していきます。
そして主人公は、また“あなた”に会える日を願うのです。
歌詞に込められたストーリーからも、映画の映像が想像できるような、リアリティ溢れ、胸に突き刺さるようなメッセージが詰め込まれてますね!
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海の幽霊についての感想
「海の幽霊」、本当に素晴らしいです。『海獣の子供』の作品で描かれている生と死の循環とか、神秘的なものや超常的なものへの畏怖と憧れとか、そういうモチーフを壮大な形で曲にしている。作品の主題歌として完璧に役割を果たしつつ、米津玄師の表現としても新しい領域を開拓してる。名曲だと思う。 https://t.co/O4nE7PCkv5
— 柴 那典 (@shiba710) May 28, 2019
海の幽霊、観て聴いてきました。
すごかった!映画めちゃ楽しみです。#海の上映会 pic.twitter.com/LBhOdx3INu— 加藤隆 (@ryukatoo) May 27, 2019
『米津玄師』に対して、好みじゃ無いし、そもそも興味が無い…と言うマイナスイメージがまず。
が、『海獣の子供』のエンディングで
『海の幽霊』が流れた時、
この作品の主題歌にはこの曲しかないだろ…と、感動しました。
曲も詩も、作品に対する愛と敬意が感じられて。
グッと来たわ…。— タダヒロヤス (@yuikaniku) May 19, 2019
海の幽霊、歌詞付きフルで聴けました。
歌い出しからコーラスが美しすぎて鳥肌。
サビの入り方が最高で一瞬心臓縮んで息が止まった。
映画に寄り添うような繊細で神秘的な曲でした。#海の幽霊#米津玄師— 逸香 (@itsuka_ky3109) May 19, 2019
ワールドプレミア上映行ってきた。映像が凄かったー。特にザトウクジラ。原作ファンとしては要な部分をしっかり描いてくれていてありがとうございますという感じ、特に空君のラストシーンは原作の不気味さもそのまま表現してくれていた。米津玄師「海の幽霊」 もすごく良かった、曲買う #海獣の子供 pic.twitter.com/H8sfpBh1ZP
— み (@nikoneko99) May 19, 2019
米津玄師らしい曲じゃなくても良いと思う
米津玄師の新曲「海の幽霊」皆さんどう思いますか?
私は他の曲に比べると微妙だと思いました…
裏声使い過ぎて少し気持ち悪い(ファンの方ごめんなさい )のと「大切なことは言葉にならない」っていう一番大事なセリフが裏声になって聞き取りにくいと思いました。
あとあまりにも壮大な雰囲気がありすぎて米津さんらしさが無いなと思いました。
今回の新曲について、正直、微妙な感じがする・・・。聞き取りづらい・・。といった感想も少なからずありました。
私も一番最初に聞いた際に、今回の曲はこれまでの米津さんの曲調とはだいぶ違うなと感じました。
音楽の感じ方は人それぞれなので、どれが正解か不正解かなどはなく、自由に楽しめればいいと思うのですが。
個人的に今回の曲は作り手としての米津玄師さんの奥深さが全面に出されてる曲だなと思います。
と、言うのも私自身も音楽活動をやってる中で作曲・作詞・編曲をやってるので少し分かるのですが。
【曲を作る際のポイント】
- 自分で演奏する曲
→ 自分(達)の世界観を元に作る - 他人に提供する曲
→ 相手の世界観を元に作る
今回の作品は、後者の相手の世界観を元に作り込まれた曲なんだなと。
米津さん本人も、ラジオ番組で菅田将暉さんへの提供した曲に対して「自分が歌って成立する曲ではダメ」と公言してました。
本人も米津玄師らしい曲を今回の曲には想定してないんだろうと思われます。
今回の曲は映画の世界観を元に米津さんが幅を広げて、映画のファンに向けて作り込んだ曲です。
裏声を多用している曲にしてるのも、世界観をイメージして活用されてるので、聞きづらいと感じる人もいるのだと思います。
けど、あの裏声を聴いて心地よく感じる人も少なからずいます。
作り手として徹底的に、特定の人を対象に綿密に作り上げられた曲なんだと思われます。
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作り手の米津玄師さんも好きだわ~
米津玄師さんの新曲「海の幽霊」について紹介しました。
米津さんがいつかのライブなどで次のようなことを仰ってました。
どうしようもない時に、ほんの少しのきっかけで泥沼から拾い上げられる事もある。そんな存在になりたい。
今回の曲も、聞いた人の中には、この曲をきっかけに救われて少しだけ前に進めるきっかけになるのかもしれませんね。
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