どうも、ネフローゼ歴26年の美堂(@midou_kyouji)です。
「仕事をすぐに辞めると「逃げ癖」がつくぞ!」
「今、仕事を辞めたらどこでも働けないぞ!」
こんな呪いの言葉を会社の上司から言われたことないですか?
本当はあなただって仕事を長く続けたいと思ってますよね。
けれど、どうしても我慢できない不満ってあります!
実は仕事の「辞め癖」には「良い辞め癖」と「悪い辞め癖」があるんですよ。
タイプ別にしっかりと対処すれば、あなたの悩みを解決できますよ!
- 本当は仕事を長く続けたいのに、続けられない人
- どの仕事や会社に行っても不満が尽きない人
- 転職回数が多くて、次の転職に踏み出せない人
本記事では、「良い仕事の辞め癖」と「悪い仕事の辞め癖」の判断方法と、それぞれのタイプ別の解決方法をご紹介してます。
仕事を辞めるのは逃げなの?体験談と逃げてもOKな理由。状況別解決方法の提案
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「良い仕事を辞める癖」と「悪い仕事を辞める癖」がある
私は過去に転職を3回ほど行ってます。
一般的よりも少し多いかな?という気がしますが、最近になって、「辞め癖」って悪いことばかりでもないなと思うようになりました。
「良い辞め癖」と「悪い辞め癖」の違いとそれぞれの克服方法をご紹介します。
「良い辞め癖」と「悪い辞め癖」の見極め方
両者の違いと特徴は以下の通りです。
【悪い辞め癖とは】
- 計画性のない転職
- 辞める理由をしっかりと分析して整理してない
- 自分に対して無責任
ハッキリ言いますが、その場の感情だけで発作的に仕事を辞めてしまう人はダメなパターンです。
確かに、どうしても我慢できなくてプライドや自尊心をズタズタにされるような職場ってあります。
その気持ちは凄く分かりますけど、せめて自分が「辞めたい理由」を整理した上で辞めましょうね。
現実的な話にもなりますが、無収入の状態で、家賃や光熱費、食費をどれだけの期間耐えられるのか?を考える必要があります。
そのことを少しも考えないで仕事を辞めるのは「悪い辞め癖」です。
【良い辞め癖とは】
- 計画的に仕事を辞めることを決意する
- 「辞めたい理由」を整理して、理解してる
- 仕事を「辞めた」後のことを考えてる
そのときの感情ではなく、計画的に仕事を辞めることを決意した人は正しい判断であることが多いです。
日常の不満はたくさんありますが、それらの理由を1つ1つを分析した上で、それでも耐えられない。
あなたにとって不利(悪影響)が大きすぎるなら、仕方ありません。
「仕事を辞めるメリット」が「仕事を続けるメリット」よりも大きいのであれば、間違った判断ではないと言えます。
こちらの「良い辞め癖」の人は、状況判断や決断力が高いので、会社では比較的、優秀な部類に属します。
優秀というのは色々な指標がありますが、以下のようなことを他人から言われたことがあるなら、間違いなくあなたは優秀タイプです。
- 「地頭が良い」
- 「先読みが出来る」
- 「観察力が高い」
- 「分析力が高い」
- 「黙々と集中して仕事をしてる」
こういうタイプの人は、あまりに優秀すぎるので周りから浮いてしまう傾向が強いです。
しかも頭が良いから、周りと合わせようと歩調を合わせてレベルを下げてしまうことがありますが、これがストレスになります。
それに周りの人達も、バカではないので、あなたに対して違和感を感じます。
人によっては、見下されてるなどと嫉妬する人もいるかもしれません。
そもそも会社を長く続けることは良いことなの?
年代にもよりますが、日本は年功序列と終身雇用が下地にある文化なので「一度も転職したことない」人って、結構います。
継続こそ力なり
という言葉がありますが、もしかしたら「会社にしがみつく」ことを継続してるのだとしたら、それはかなり危険です。
このタイプの人は、ある日、急に無職になったら、悲惨な未来になります。
だって、自分で決めることができないタイプの人間だから。
大企業の中には有能で他の企業にいっても無理なく活躍できる人がいます。
けれど、その一部の有能な人間は、自分の能力が活かせる場所を選んだり、決めたりすることが得意だったりします。
客観的に自分自身の能力と短所を理解してるので、それにフィットする会社を選べます。
こういう人は、日常的にヘッドハンティングの声がかけられてるので、自分の市場価値を知ってますので冷静な判断を下せます。
私も色々な会社を見てきましたが、優秀な人ほど転職経験や過去に信じられないような体験談を持ってます。
人生の経験値が違うんですよね。
流動的に生きることで自分の価値を高めていくことができるので効率的な稼ぎ方も良く知ってます。
様々な経験を積んだ人間の方が、最終的には人間力が強いです。
ひたすら1つの会社にしがみついてる人とは大きな違いになります。
「悪い仕事を辞める癖」を克服する3つの方法
そのときの感情で咄嗟的に辞めてしまう「悪い辞め癖」を克服する方法をご紹介します。
方法①:退路をなくす
ブラック企業問題で、ここ数年は「つらいなら逃げてもいい」という言葉が飛び交ってます。
確かに、私も「逃げてもいい」という考え方は間違っていませんが、受け取り方を間違えるとかなり危険です。
【「逃げてもいい」の受け取り方】
- 「逃げてもいい(その後は私たちが何とかする!助けてあげる)」
→ NGな受け取り方 - 「逃げてもいい(その後のことは私たちは知らないけどね)」
→ 正しい受け取り方
逃げることは自己責任ですからね。
その先のことは、あなた自身の責任になります。
仕事を辞めたいと思って、心理カウンセリングを受けたり、自己啓発の本を読むと、次のようなことが語られます。
- 逃げたときのリスクを書き出す(リスト作成)
- 今の仕事の良い面を書き出して、不満な点を比較しよう
- 自分が我慢できることと、我慢できないことを整理しよう
はっきり言って、「悪い逃げ癖」の場合は、こんなのは生ぬるい。
気持ち的には、スッキリとした気持ちになりますが、根本的な解決にはなりません。
だって、あなたの辞めたい感情は理屈ではないから。
もはや自分で自分を変えられないタイプなので、強制的に環境を変えるしかありません。
退路を断ちましょう。
方法②:実家を出るか、家賃を払い続けること
悪い逃げ癖を持ってる人は、実家暮らしでお金の心配がない人が多い気がします。
出来れば実家を出て、一人暮らしすることがベストですが、状況によってはそれも難しい人もいると思います。
なので、仕事を辞めても、家賃・食費・光熱費は実家に支払うようにしましょう。
ちなみに私も実家暮らしですが、持ち家ではなく賃貸なので、家賃・光熱費・食費は半分負担して払ってます。
私の場合は、持病のネフローゼ症候群がいつ再発して入院することになるかもしれない危険性があるので、一人暮らしするのを辞めてます。
家にいるのは悪いことではないですが、「過保護」な状況にあるなら、そこから抜け出すべきです。
ぬるま湯は人間力を弱めます。
※リアルに体調が悪いときは無理する必要はありません。
どんな怠け者でも、単身でジャングルの奥地に放り込まれれば生きるために必死でありとあらゆる手段を使いますよね。
人は「環境」によって変わります。
「お金」が日に日に減っていくのを見ると、かなり焦ります。
嫌でも何とかしないと!!って気持ちになります。
正社員でもアルバイトでもなんでもいいから、ひとまず働いて生活を維持しなくては!と自分を追い込むことになります。
【注意】自分を追い込みすぎて追い詰めてしまうのは危険!!
悪い癖や習慣を治すのに、自分を厳しい環境に追い込むのは効果的なのですが、どうか身体や精神を壊すほどまで追い込まないでくださいね。
特に性格がマジメな人ほど、精神病になってしまう人も多いので要注意です。
方法③独立も考える
どの会社に行っても、どんな仕事をしてもすぐに飽きてしまう。
そんな人は、独立タイプの人かもしれません。
飽き性という性格のタイプは、いわば熱しやすく冷めやすいですよね。
けど、世間のトレンドをいち早く捉える嗅覚に優れている人もいます。
会社員という働き方で、誰かに決めて貰うことがストレスになってるなら、思い切って会社員という働き方を辞めてしまうのも1つの退路を断つ方法です。
近年は、副業を解禁する会社も増えてきて、フリーランスとしてお仕事をする人も当たり前になりつつあります。
自分で好きなこと・得意なことが分かってるのであれば、それをお仕事にしてみてはいかがですか?
私も、文字を書いたり、写真を撮ったりすることが好きなので、このミドログというブログ運営を副業にしてます。
WEBライターという仕事は基本的に在宅で出来るので、持病で無理の効かない私にとっては天職です。
それにコミュニケーション能力が高い人ほど、フリーランス向きとも思います。
私は会社員の時間は、周囲の人と一切会話することはなかったのですが、実際は結構喋ることが好きです。
ブログ運営や音楽活動では、定期的にラジオ放送や舞台に上がってトークすることもやってます。
独立というと一人で黙々と作業して暗いイメージがありますが、決してそんなことはなくて、むしろ色々な人とやり取りをする機会が増えるので、フットワーク軽く活発的に動ける人には向いてます。
「良い仕事を辞める癖」なら次のステップを考えるチャンス
計画的に仕事を辞める癖がついてる人なら、仕事を辞めることはチャンスなのでステップアップに繋げるコツを紹介しますね。
自分が「出来ること」と「やりたいこと」を理解しよう
あなたが転職するのか独立するのか、どんな選択をするにしても大切なことがあります。
それは「やりたいこと」と「出来ること」が一致することを重視しましょう。
私の場合ですと、
【私のやりたいこと】
- バリバリと会計・税務の仕事をして稼ぎたい
→ 税理士の知識があるので、それを活かせる仕事をしたい - 音楽が好きなので、音楽関連の業界で働くのも悪くない
- 話すことは好きなので、コンサル的な仕事も向いてる気がする
【私ができること】
- 数字に強い(会計・税法の専門知識がある)
- パソコン作業は得意
- 文字を書くのは得意で何時間でも書いていられる
- 話すことも好きだし、話を聞くのも好き(聞き上手と言われる)
- 音楽関連の知識もあるので、作曲作詞、演奏と幅広く出来る
「やりたいこと」と「できること」で、微妙に辻褄が合わない部分もあります。
「仕事」を継続できるかは、両者の条件を出来る限り満たしてるかどうかで決まります。
あなたにとって得意なことや、好きなこと、他人よりも少しだけ詳しいことって何ですか?
一般的に、転職活動を行う上で、「できること」だけを重視して計画を立ててしまうことが多いですが、大切なのは「やりたいこと」を少しでも満たしてるか?です。
あなたの人生は一度だけだし、あなたが決めても誰も文句を言う資格はない
次のステップを踏み出すのには勇気が必要ですよね。
失敗したらどうしよう?と不安になる気持ち、分かります。
けど、失敗って誰が決めるんですか?
あなたの人生なんですよ。
それが失敗か成功だなんて、あなたにしか決められないですよね。
しかも、それが分かるのって、数年後か、もしかしたら死ぬ直前かもしれません。
私は軽々しく、「嫌ならやめれば?」とは言えません。
けど、もしあなたが本音では次の道を決めてるなら、迷う必要はないと思います。
だって、やってみないと分からなくない?
私の経験ですが、じっくりと考えて悩んで決めた決断って、どれも後悔してないです。
確かに上手くいかなかったことも多いですし、他人から見たら失敗じゃん。って言われることも多いです。
それでも、新しい一歩を踏み出して良かったと思ってます。
あなたの人生はあなたが決めるべきです。
むしろ、自分で人生を決められない人は、それこそ失敗の人生と言える気がします。
【まとめ】何もしないことが1番のリスク
「仕事を辞めると逃げ癖がつくぞ」
なんて言葉を鵜呑みにして何もしないで動かないことが一番のリスクです。
「辞め癖」ついても良いじゃん。
転職をすれば、自分のスキルアップに繋がります。
自分のいる業界、競合他社、関係会社について知るきっかけになります。
あなた自身の市場価値を考えるきっかけにもなります。
あなたのスキルに対して、給料が釣り合っているのか?
もっと他にやりがいや楽しみを感じることのできる職場はないか?
そんな職場に進むにはどんなスキルアップをしていけばいいのか?
そういうことを考えながら積極的に行動し続けることが出来る人の方が、生き残れます。
消極的に、無意味に会社にしがみつくことを選択した人間から、会社員という肩書を取り外されたら、何が残りますか?
会社から見れば、そんな人は長く働いた社員ですけど、世間一般から見たら、タダの人です。
何もしない・何も考えないという選択肢は楽ですけど、リスク満載の選択肢です。
どうかあなたが仕事を辞めることが逃げだと思ってるなら、それは間違いですからね。
一番の逃げは何もしないことです。
仕事を辞めるのは逃げなの?体験談と逃げてもOKな理由。状況別解決方法の提案
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