仕事を確実に辞める言い訳!パターン別7つの方法を紹介!本音と建前の使い分け – ミドログ

自由になる働き方

どうも、ネフローゼ歴26年の美堂(@midou_kyouji)です。

仕事を辞めることを決めたけど、辞める理由を何て説明すればいいか分からない・・・。

人間関係や給料が低いことを正直に伝えるのはちょっと・・・。

私も仕事を辞める経験をたくさんしてきたので、毎回、頭を悩ませてきました。

今回は、私が過去に使った退職理由とすんなりと辞めるコツをご紹介します!

ご紹介する言い方は、1度覚えておくと、どの業種・職種・年齢でも活用できるのでその都度考える必要がなくて超便利ですよ!

美堂
美堂
いざ仕事を辞めるときに退職理由は?って正面から聞かれたら何て答えれば迷うんですよね・・・。本音を言う訳にもいかないですし・・・。引き留められたりなんかしたら困ります。
ペル
ペル
人間は上手に本音と建て前を使いこなさないといけないからニャ。美堂みたいに素直なタイプは悩んでしまうニャ。今回はカドを立てずに確実に仕事を辞められる言い方を紹介するニャ!

 

この記事はこんな人に向けて書いてます
  • 仕事を辞めることにしたけど、辞める理由を何て説明すればよいか思いつかない人
  • カドを立てずに、すんなり納得してもらえる退職理由を知りたい人
  • とにかくさっさと仕事を辞めたい人

本記事では、仕事を確実に辞めることができる退職理由の言い方をパターン別にご紹介してます。

 

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カドが立たなくて確実に仕事を辞められる言い方(例文つき)

カドがたたない仕事を辞める理由

上手に仕事を辞める理由を伝えるには、今の職場では実現不可能な理由にすることがポイントです。

不満は伝えないで、引き留めない理由を考える必要があります。

具体的な仕事を辞める際の言い訳(退職理由)をご紹介しますので参考にしてみてくださいね!

オススメの5つの言い方

※上司に退職理由を伝える際には、前振りとして次の例文を使うと便利ですよ。

【退職理由を伝える前の前振り】

お忙しい中、貴重な時間を頂きましてありがとうございます!いつも気にかけて頂いてホントに感謝しております。
実は・・・。(以下で紹介してる退職理由を説明)」

キャリアアップしたい

特にあなたが20代の場合は、この理由はかなり使えます!

実際に、キャリアアップが目的で転職をする人も多いので、相手によっても好印象を与えることが可能です。

次の転職先の職種が、未経験の場合などは以下の例文を使ってみてくださいね。

「急なことで大変申し訳ないのですが、○月に会社を退職したいと考えております。
未熟で至らないことが多かった私を一人前に育ててくれた会社には感謝しかありません。

しかし、将来について改めて考えてみたところ、今の仕事を続けていくのではなく、新たな環境に身を置き、自分の能力をもっと高めていきたいという気持ちが強くなりました。

誠に身勝手ではありますが、よろしくお願い申し上げます。」

日頃から、上司や先輩、同僚に対して、「〇〇の仕事をしたくて、〇〇の勉強をしてた。」と話したことがあるなら、もう少し突っ込んだ話を説明しても良いかもしれません。

ポイントは、今回の転職は自分にとってのステップアップである理由ということを伝えましょう。

 

違う業界・分野の仕事にチャレンジしたい

1つ前の理由の追加の説明として以下の例文を活用してみてください。

就職活動で、希望の業種や職種に就けずに諦めてしまった人にはオススメの例文です。

「以前から、○○業界での仕事に興味を抱いていました。

今の仕事にやりがいや魅力を感じてはいるものの、○○業界に挑戦したいという思いは日に日に強くなっています。

将来のことを考えると、新しい仕事に挑戦できる最後のチャンスかもしれません。

誠に勝手ではございますが、○月に退職させていただきたく存じます。ご了承いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。」

説明する際には、少し熱量をもって熱く語るのも有効です。

特に、上司の人が比較的若い人の場合は、共感してあなたの背中を押してくれるかもしれません。

健康問題を優先したい

残念なことに、労働環境や人間関係に疲れてしまってる場合は、健康問題を理由にするのが一番です。

コツとしては、病院へ行って診断書を書いて貰いましょう。

特に人間関係で悩んでる人は、精神科に行って事情を説明すると、簡単に診断書を書いて貰えます。

最近、体調がすぐれないことが多く、現在の担当している業務は、急に体調を崩したときに代わりをお願いできる内容ではないため、続けるのが難しいと考えています。

そのため、大変申し訳ありませんが、○月末に退職させていただきたく存じます。

もし、ホントにあなたが慢性的な持病を患ってるのだとしたら、主治医に相談してみましょう。

病気の内容にもよりますが、精神的な負担をキッカケにホントにあなたの持病が悪化してしまう場合もあります。

どうか無理しすぎないでくださいね。

結婚したい(する予定)

女性の場合は良く使う理由の1つです。

パートナーの人が遠方に住んでるので、引っ越す予定もあるので、やむなくお仕事を辞めざるを得ない。と言うことが出来ます。

この理由を使う場合のメリットは、あなたにホントにパートナーが居ようが居まいが架空の設定を作ることが出来ます。

相手について突っ込まれることは少ないですしね。

「この度、私事でございますが〇月に結婚することとなりました。

結婚後も会社を続けるか迷いましたが、家族を支えたいという気持ちが強く、誠に勝手ではございますが、〇月末に退職を考えております。」

 

家庭を守りたい

こちらの理由は、既に既婚されてる人や独身の方に使える言い方になります。

  • 親の介護
  • 家業を継ぐ
  • 家族の転勤

これらの理由はやむを得ない状況なので、上司も簡単に引き留めることは出来ません。

時短勤務やテレワークを提案してくる場合もあるかもしれませんが、退職の意思が固いことを説明しましょう。

「家族が高齢となり、介護のため(家業を継ぐため)実家に帰ることになりました。
大変申し訳ありませんが、○月に退職をさせていただきたく存じます。」

 

「夫(妻)が転勤により海外に行くことになりました。
家族で話し合った結果、単身赴任ではなく家族全員で行くことになりましたので、誠に勝手ではございますが、○月での退職を考えております。」

突っ込まれたときの言い方

突っ込まれたときの言い方

基本的には上記でご紹介した言い方で通用しますが、万が一、突っ込まれた時の言い方をご紹介します。

人間関係が悪い

本音としては、

  • 無責任な上司、パワハラ・セクハラが過ぎる先輩、意地悪な同僚から逃げたい。
  • 気持ち良く働ける会社へ転職したい。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの職場環境や待遇に不満はないが、他の職場や仕事を経験することを通じ、一段と成長したい。」

無責任な上司や意地悪な同僚・先輩はいます。

それが原因で転職するのが本音なのは全く問題はありませんが、退職理由を伝える際には、言い方を工夫しましょうね。

上司や先輩の質が低い

本音としては、

  • 出来の悪い上司や意固地な先輩がいて仕事がスムーズに進まない。
  • もっと効率的、効果的な仕事ができる、生産性の高い会社に転職したい。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの職場に不満はないが、異なる視点や特長を持つ上司や先輩の指導を仰ぎたい。」

上司や先輩の能力が低くて仕事の段取りが悪いことってありますよね。

こうした不満は、そのまま伝えてしまうと、批判と捉えられてしまうので、言い方に工夫しましょう。

仕事がつまらない・スキルアップできない

本音としては、

  • 毎日同じことの繰り返しで面白くない。
  • 自分が興味を持てる仕事に就きたい。
  • 上司や同僚のレベルが低く切磋琢磨する余地がない。
  • 会社に能力開発を支援する方針やプログラムがない。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの仕事に不満はなく求められる成果も上げていると思うが、より大きな責任を果たせるように成長したい。」

「よりレベルの高い人材にもまれながら成長したい。」

「能力開発やキャリアアップのチャンスの多い会社で働きたい。」

仕事がつまらない、自分のスキルアップにつながらない環境から脱出したいのは誰しもが思う退職理由です。

けれど、こちらもそのままを伝えてしまうと心象はかなり悪くなります。

大切なのは、今よりもチャレンジできる環境に行きたいという想いだけを伝えましょう。

仕事がきつい・通勤に時間がかかる

本音としては、

  • 精神的、肉体的負担が大きいため、もう少し余裕のある会社へ転職したい
    (とにかく、もう少し楽をしたい)。
  • 体調を壊した。
  • 通勤時間が長くヘトヘトなので早く転職したい。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「目の前の仕事に追われ近視眼的になりがちな点を反省し、自分を客観視しながら課題を克服し成長したい。」

「通勤時間を短くして肉体的な負担を減らし、仕事に集中したい。」

この理由は基本的に使わない方が良いのですが、あまりにも環境が悪いなら正直に伝えてしまうのもありです。

職場まで片道2時間かかるとかの場合は、毎日それをこなすだけでも体力を消耗しますからね。

勤務時間が長い・残業が多い

本音としては、

  • サービス残業はもう嫌だ。
  • 残業時間が短くて完全週休2日制の会社へ転職したい。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「家庭の事情(親の介護、子供の世話、遠隔地への転居など)で勤務時間を短縮せざるを得なくなった。」

最近はサービス残業を禁止する風潮が世間で広がりつつありますが、世間の常識なんか関係ないという考え方を持つ人はまだ多くいます。

法律的に罰則があっても、それを気にも留めない人って多いんですよね。

そんな相手に対しては、家庭の事情でどうしても働き続けることが困難であると説明しましょう。

 

給料が低い

本音としては、

  • もっと給料が高い会社へ転職したい。
  • 構造不況業種で会社の業績向上や昇給の見込みがない。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの仕事に不満はないが、自分の能力を高めるために新たなチャレンジ(転職、資格取得、留学など)をしたい。」

「異業種で自分の腕を試してみたい。」

一生懸命働いても給料が低いとやる気を失いますよね。

会社の評価制度は、改善されることは基本的にありませんので、転職活動で同じ業務内容であって給料が上がるのであれば迷わずに転職するべきです。

企業風土が悪い

本音としては、

  • 顧客を騙し、社員を酷使してでも儲かれば良いという反社会的な企業風土についていけない。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「家庭の事情(結婚、親の介護、子供の世話、地元に帰るなど)で退職せざるを得なくなった。」

企業風土が悪いブラック企業に関しては、嘘をつきとおすのが一番です。

特に家庭の事情が一番です。

ブラック企業の場合は、退職後に難癖や嫌がらせをしてきたり、なかなか退職の手続を進めてくれなかったりしますので、出来る限り刺激しないように対応しましょう。

 

出世できない

本音としては、

  • 昇格・昇進の道筋が見えないので、人事制度や人材育成体制が整備されている会社へ転職したい。
  • 上の世代が詰まっているため、昇格・昇給のチャンスがない。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの職場環境や待遇に不満はないが、様々な仕事や職場を経験することを通じ、成長したい。」

「若手が多く高い成長を期待できる会社でチャレンジしたい。」

あなたが5年後、10年後も今と同じ仕事を変わらない給料で続けることは絶望しかないですよね。

昇格・昇進が望めない会社を辞める際には、周囲の人も理解をしてくれるかもしれませんが、上司との面談のときには言い方に気を付けましょう。

こういう会社の場合は、人事が機能してない欠陥企業なので、色々な仕事や職場を経験して自分自身を成長していきたいと伝えるのがベストです。

勤務時間が不規則、休日が少ない

本音としては、

  • 平日の日中が勤務時間の職場で働きたい。
  • 休日が少なく遊びに出かける時間がない。
  • 不規則な勤務体系で疲労がたまる。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「仕事の幅を広げ能力の向上を図るため、法人営業(あるいは調達・購買、経理・財務、人事、法務など)を担当したい。」

「自分磨き(自己研鑽)のための時間を確保してキャリアアップを図りたい。」

「家族と生活のリズムを合わせたい。」

業種にもよりますが、主に24時間稼働のサービス業の場合は、3交代制のシフト勤務が基本になります。

こうした勤務体制は体力のある若い世代なら耐えられますが、どうしても体力的にもキツくなってきますし、プライベートと仕事の境目を確立しづらくなるので、精神的な負担にも繋がります。

一般的に法人相手の営業や経理などの管理部門のお仕事であれば、平日の日中のお仕事になります。

今のあなたが現場で経験してきた知識を踏まえて、今度は社内の部署で仕事へのアプローチの手段を変えるというのは間違ってません。

上司に伝える際には、自らの能力と視野を広げたいという前向きな退職理由を伝えましょう。

福利厚生制度が貧弱

本音としては、

  • 育児休暇や介護休暇制度など、福利厚生制度が充実した会社へ転職したい。

の場合は、以下の言い方を使ってみてください。

「いまの職場に不満はないが、他の仕事や職場を経験することを通じ成長したい。」

扶養家族がいる場合は、福利厚生制度が整ってることは大切なポイントになります。

社宅に住めば、一般の家賃よりも半分以下の賃料で生活できますしね。

育児・介護休暇制度が充実していれば、妊娠・出産も安心して出来ますよね。

ただし、上司にこれらの制度の不整備を訴えても意味がありませんので、言い方としては、新しいチャレンジをしたいと伝えるのが無難です

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退職理由を伝える際の4つのポイント

退職理由を伝える4つのポイント

上司に退職理由を伝えるのは勇気がいりますよね。

具体的な理由は伝えたくないし、中途半端にごまかすと引き留めにあってしまうと面倒です。

退職理由を伝える際の全体的なポイントをご紹介します。

会社に対するネガティブな理由は避ける

あなたが今の会社を辞める本音はネガティブな理由のことが多いと思います。

正直に話すことで、気持ちがスッキリするかもしれません。

けれど、スムーズに退職が出来ない場合もありますので注意しましょうね。

【仕事を辞める際に本音を伝えてしまうとNGな例】

  • 職場の人間関係に不満があって辞めたいと伝えた場合
    → 異動や転勤を提案される。
  • 給与に不満があると伝えた場合
    → 昇給を提案される
  • その他に会社に対する不満を伝えた場合
    → 退職日までの残りの期間に嫌がらせを受ける

あなたが今の職場を辞めようと思ったのには、その職場がどうしようもない問題に溢れてる人が集まってるからです。

そんな相手に、本音を伝えたところで新しい問題を生み出すだけですので、気を付けましょう。

退職することがやむを得ない理由を伝える

あなたと上司の関係が良好であれば、引き留めを受けるかもしれません。

【やむを得ない理由】

  • 新しい会社を立ち上げる
  • 夢だった仕事に就く
  • 独立する
  • 結婚・パートナーの転勤で遠方に引っ越しをする
  • 家族の介護
  • 持病が悪化した
  • 家業を継ぐため実家に帰る

難しいところですが、露骨すぎる嘘は避けたほうがよいです。

結婚する予定もないのに、退職理由に使った結果、お祝いやご祝儀をもらってしまう可能性もあります。

もし嘘が発覚してしまったら、あなたの信用はガタ落ちです。

辞めるとはいえ、いつか取引先として関わる機会があるかもしれません。

そこでの人脈が役立つかもしれないので、余計なリスクを負うのは出来るだけ避けましょう。

転職先は明らかにしない

退職理由と一緒に転職先も聞かれるかもしれませんが、具体的な名前などは出さないよう気を付けましょう。

【転職先の会社名を教えた場合のデメリット】

  • 上司が転職先の人に知り合いがいたら連絡される恐れがある
    → 根も葉もない悪口を言われることもあります。
  • 上司が勝手に内定辞退の連絡を入れることもある

2つ目の「上司が勝手に内定辞退の連絡を入れる」というのは常識的には考えられないことですが、実は私の知人で実際にこの嫌がらせをされた人がいます。

私の知人は、とある有名な企業で働いていて、それなりのポジションにいました。

有名企業のある一定以上のポジションにいる人同士って個人的に繋がってることがあります。

企業同士のパワーバランスもあります。

 

転職先を伝えるメリットは何もありませんので、話すとしても内定を貰ったことだけを伝えましょう。

理由を伝えたくないときは『一身上の都合』で問題なし!

上司によっては、しつこく退職理由を聞いてくることもあります。

面倒であれば、「一身上の都合」でごり押ししても大丈夫です。

法律上は会社を辞める際に、退職理由を伝える義務はありません。

民法627条では、雇用の解約について定めており、2週間前に解約の申し入れを行えば、自由に退職できるとされています。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。

この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
【引用元:民法627条】

 

また、労働法では、解雇の場合は『退職証明書』に、解雇理由の記載を‘使用者’に義務付けています。

(退職時等の証明)
第二十二条 労働者が、退職の場合において、使用期間、業務の種類、その事業における地位、賃金又は退職の事由(退職の事由が解雇の場合にあつては、その理由を含む。)について証明書を請求した場合においては、使用者は、遅滞なくこれを交付しなければならない。
【引用元:労働基準法第22条】

 

どちらの法律にも「退職理由を伝える」ことについて明言されてません。

つまり、退職理由を伝える義務はありません。

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まとめ

仕事を辞める言い訳のまとめ

仕事を辞めることを上司に伝える具体的な言い方(例文)をご紹介しました。

いかがでしたでしょうか?

いざ、上手い言い訳って咄嗟に思いつかないもんですよね。

今回、ご紹介した、カドの立たない仕事を辞める言い訳(退職理由)を自分なりにアレンジして活用してみてくださいね。

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