どうも。ネフローゼ歴26年目の美堂(@midou_kyouji)です。
冬が来るたびに買おうか迷ってしまうオイルヒーター。
暖房がない寝室で、もう寒い思いはしたくない!
けどオイルヒーターって電気代が高いイメージがあって買うのに躊躇してませんか?
実は、ちょっとしたコツで電気代が他の暖房器具よりも安く抑えられるんですよ。
オイルヒーターだから湿度も下げずに済むし、火災の危険も少ないので、お子さんの寝室でも安心です。
今回は私が実際に使ってみたデロンギのオイルヒーター「H770812EFSN-GY」の魅力を紹介します。
本記事では、デロンギのオイルヒーター「H770812EFSN-GY」の実際の使ってみた感想と電気代を安く抑えるコツについて紹介してます。
- デロンギのオイルヒーターを購入しようか検討してる人
- デロンギのオイルヒーターって電気代が高いって聞くけど、実際どうなの?
- オイルヒーターと聞くとデロンギが良いと聞くけど、どんなところが良いの?
- デロンギのオイルヒーターの使い方を知りたい人



デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」を1ヶ月使ってみた。感想と使用感まとめ
2018年11月にデロンギのオイルヒーター「H770812EFSN-GY」を購入してから、1ヶ月経過したので、その驚くべき温もりと感想をご紹介します。
【体験レビュー】デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」を使ってみた
私が購入したのは、「H770812EFSN-GY」という機種です。
【H770812EFSN-GYのスペック】
- 外形寸法(mm): 幅245×奥行415×高さ630
- 本体質量(kg): 12.0
- 色: ホワイト+ミディアムグレー
- 電源コードの長さ(m): 2.3
- 電圧/周波数: AC100V/50/60Hz
- 消費電力(W): 1200
- 電力切替(W): 強:1200 / 中:700 / 弱:500
- フィン形状: サーマルカットフィン
- フィン枚数: 8
- タイマー: 24時間ON/OFF
- 広さの目安(畳): 8~10
- 平均表面温度(℃): 80
- 主な機能:
サーモスタット : バイメタル式
折りたたみ式キャスター
安全プラグ
転倒時自動電源遮断装置
温度過昇防止装置
価格は、12,500円でした。
価格.comの中で最安値の会社から購入しました。
注文してから翌日に届いたので驚きましたw
ダンボールに梱包されて届きますが、箱から出す時にちょっとコツがいります。
ダンボールに書いてある説明をちゃんと読まないと、無理に引き抜くことはできないので注意です。
こんな感じで可愛く折りたためられてます。さすがgood design賞。
簡単にキャスターを立たせることができます。
デザインが細かい部分までオシャレですよね。
ダンボールから無事に出したら、下部に付いてるキャスターを引き出してオイルヒーターを直立させます。
結構重たいので女性1人だとちょっと大変かも。
(ケガするかもしれないので、念の為、2人がかりでやってみてくださいね)
正面からはこんな感じ
横からはこんな感じ。
早速、電源をつけてみたいところですが、念の為、説明書を読みます。
一応、危険な使い方とか注意するべきところを読んでおかないとね。
間違った使い方をしていきなり家事にでもなったら困るしw
【説明書を読んで気を付けるポイントまとめ】
- 電源コードはしっかり伸ばすこと。
→ 結束バンドで固定されてるのでほどいてね - コンセント部分が緩んでないかチェック
→ 発火するとしたらコンセントの留め具が緩んでその隙間にホコリが溜まってるとそこが一番危険性が高いらしい
確認も済んだので、さっそく電源プラグをコンセントに差し込みます。
電源ON!!
オイルヒーターはデジタル式と機械式があります。
H770812EFSN-GYは機械式です。
※デジタル式は液晶パネルで温度設定ができるタイプです。
電源が切れてる状態。
電源ON状態。
スイッチが2つ付いていて、スイッチの組み合わせによって消費電力が変わる仕組みです。
- 2つのスイッチをON
→ 最大電力の1200Wで使用 - 左のスイッチ(MED)だけをON
→ 700Wの電力で使用 - 右のスイッチ(MIN)だけをON
→ 500Wの電力で使用
2つのスイッチをONの状態の方が早く温まりますが、その分、消費電力が激しくなります。
温度(火力)の調整はダイヤルで調整します。
オイルヒーターの温度は、温度設定ダイヤルを回すことで調整します。
これによってオイルヒーターをどれぐらい温めるか調整できるわけですが、具体的な温度を設定できません。
オイルヒーターの温度調整の仕組みは、こたつやアイロンと一緒です。
こたつやアイロンのスイッチの強・中・弱とかと同じですね。
ちなみにデジタルタイプのモデルは液晶パネルで具体的な温度を設定できます。
液晶パネル操作ができるので直感的にも操作しやすいですね。
オイルヒーターにはタイマー機能も付いてます。
タイマー機能はこちらのダイアルで設定します。
ダイヤルを回して現在時刻を設定し、ピンを内側に入れたり外側に出したりで、ON/OFFの時間を設定します。
少し特殊な操作になりますので、操作方法の動画を書きに載せますので参考にしてみてください。
ちなみにこちらの動画はデロンギの社員さんが賢い使い方についても丁寧に解説してくれてるので、一通りこちらを見れば使い方がイメージできます。
デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」の良かった点
実際に、デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」を使ってみて良かったなと思う点を紹介します。
- 予想してた以上に暖かい。
→ マックスパワーのレベル6で付けっぱなしだと部屋が暑い - 操作方法も慣れれば簡単。
→ 基本操作の電源ONから火力を調整するまでは簡単。 - 火傷に心配がない
→ 稼働中に触っても、触れてられる程度の熱さ(表面温度は平均60℃~80℃)です。安心。 - 音が静か
→ 温風ヒーターとかだと、ブォーっと煩いですが、オイルヒーターは無音です。作業に集中できます。 - 湿度が下がらない
→ 全く下がらないわけではないですが、エアコンの暖房機能のように喉がカラカラになるなんてことはない。 - (効率の良い使い方をすれば)電気代もそんなに高くならない
→ オイルヒーターの特徴で一回発熱してある程度の熱さまでいったら、火力を落としても、その余熱が続くのでフルパワー運転し続けなくてOK - 燃料補充やフィルター掃除などの手間がかからない
実際に1ヶ月使ってみて、予想以上に暖房効果が高いことに驚きました。
私は以前、電気ヒーター(オレンジの光がついて温めるやつ)を使用してたのですが、それと比べても暖房効果は段違いです。
オイルヒーターの暖房効果で嬉しいのは、部屋全体を温めてくれる点です。
局所的に一定方向のみを温める、ハロゲンヒーターや温風ヒーターと違って、下半身から上半身まで、部屋の空気全体が温まるのでムラがないのが嬉しい。
それと地味に嬉しいのは、匂いも音もしないことです。
私は作業部屋で使用してるのですが、作業に集中したいので匂いや音などの外部からの雑音は出来る限り排除したいです。
特に音に関しては、ノイズキャンセリングイヤホンを愛用してるぐらいなので、オイルヒーターの動作音が無音なのはありがたい。

デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」のちょっと残念だった点
基本的に良い点だらけなのですが、ちょっとだけ気になった点を紹介します。
- 温度調整が慣れるまではめんどくさい。
→ 電源のボタンと火力レベルのダイアルの組み合わせが最初は分からない - 長時間(6時間以上)だと、部屋が乾燥する
→ エアコンの暖房ほどではないですが、部屋全体が温まるので、どうしても湿度はある程度下がって乾燥します。 - (最初のうちだけ)稼働中にカチカチと音がする
→ 時計の秒針が大きいタイプの時計のテンポと音が倍くらいな音がする。ただし、使い始めて2週間ぐらいしたら音はしなくなる。 - たまーに「ピチョピチョ」と音がする
→ 外気温があまりに冷えすぎると、内部と外気温の温度差によって結露が生じて、熱くなったオイルに落ちた時の音だそうです。この音が聞こえたのは1ヶ月で3回ぐらい。
アナログ式なので、結構、最初は火力調整の感覚を掴むまでに時間がかかりました。
【私の使い方】
- 電源フルパワーで火力6(MAX)で1時間~2時間ぐらい、温めます。
- 左のスイッチのみで火力を4~5で2時間ぐらい使用
- 作業も後半で終わりが見えてきたら、右のスイッチのみで火力を3~5で1~2時間使用。
その日の気温の下がり具合や天気によっても変わります。
あと、なぜか最初の頃は謎のカチカチ音が聞こえていて、失敗したかなーって思ってたんですけど、ある日、パタっと音がしなくなりました。
デロンギのお客様サポートを見てみると、原因はタイマーらしいです。
故障ではないらしいので安心しました。
デロンギオイルヒーターの電気代について
オイルヒーターは電気代が高いとイメージがありますが実際はどうなのか紹介します。
実は高くないって知ってた?他の暖房器具との電気代比較まとめ
ひとまず火力MAXで朝の9時~夜の12時までフルに使うとします。
- 消費電力:1200w
- 使用時間1日:12時間
- 使用日数:30日
- 1kWh単価:31円
結果:1ヶ月に15,624円
高っ!!
..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ !!
まぁね、計算上ですからね。
実際に1ヶ月、使用してみたところ(実際は1日に6時間稼働で毎日ではない)、月に1万円なんか超えないです。
その理由は、サーモスタット機能が働くからです。
【サーモスタット機能とは】
デロンギオイルヒーターは立ち上げの1時間はサーモが働かないので一気に1200W使います。
しかし部屋が温まるとと、自然に部屋の温度を感知して電源が切れます。
デロンギオイルヒーターで温まった部屋は、頻繁にドアを開けない限り、冷めません。
デロンギオイルヒーターも、一度温まるとと少しずつ追い焚するように電気を使います。
レベルMAXの6で8畳の部屋だと2時間ぐらいで暑くなるので、5で丁度良いかも。
両方の電源を使うのは最初の1時間だけで充分です。
その後は、右の電源のみ(500W)の追い炊き運転で大丈夫です。
- 消費電力:500w
- 使用時間1日:12時間
- 使用日数:30日
- 1kWh単価: 31円
結果:1ヶ月5,580円
一気に安くなりましたね。
電気料金を確認したところ、実際は3,000円程度の上昇だったので、やたらと電気代が高くなるというわけでもありませんね。
ちなみにデロンギオイルヒーターの「ユニカルド オイルヒーター」「アミカルド オイルヒーター」モデルの1時間あたりの電気代の目安は以下のようになります。
上記の電気料金は最大火力で運転し続けた場合ですので、実際にはもう少し安くなります。
デロンギが公式に発表してる部屋の大きさごとの目安電気料金は以下になります。
- リビング(10畳):1時間18.2円
- 子供部屋(8畳):1時間12.7円
- 寝室(6畳):1時間8.8円
他の暖房器具と比較した電気料金は以下になります。
比較してみると、オイルヒーターが特別電気代が高いというわけではないことが分かりますね。
デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」の賢い使い方
デロンギオイルヒーターの賢い使い方をご紹介します。
電気料金も低く押さえられますよ。
デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」のタイマー機能
タイマー機能を上手に使うと便利です。
パネル式と機械式の違い
パネル式の液晶画面で時間設定をできるので便利ですが、機械式の「H770812EFSN-GY」はちょっと理解しないと意味が分かりません。
上記の場合だと、
朝6時から電源を入れて10時に切ってね
夕方18時から電源を入れて24時に切ってね
という設定になります。
ダイヤルの爪の部分(白いギザギザ)が外側と内側で稼働するようになってるので、そこで調整します。
オンタイマーの有無について
オイルヒーターはデロンギだけでなく、アイリスオーヤマでもいくつかの種類が出てます。
ですが、ONタイマー機能が何故か付いてないんですよね。
オンタイマーっているの?と思われるかもしれませんが、朝起きたときに、電源を付ける手間が省けます。これが地味に助かる。
自動で指定した時間に電源がつくので、作業時間がある程度、予測できると、ある程度温まった部屋に入ってすぐに作業スタートできます。
最近は、ヒートショックの危険性もありますからね。
【ヒートショックとは】
暖かい居室からトイレに行くと、室温差に思わず震えてしまうことはないでしょうか。
この気温差が、実は高齢者にヒートショックを引き起こす原因にもなります。
ヒートショックとは、家の中の急激な温度差により血圧が大きく変動することで失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすことです
高齢者だけではなく、年齢に関係なく、急激な気温の変化は身体に良くないので、ある程度温まった部屋にしておくことが大切ですね。
【まとめ】デロンギのオイルヒータ「H770812EFSN-GY」は控えめに言ってもおすすめ
デロンギオイルヒーター「H770812EFSN-GY」について紹介しました。
雪が降るような寒さになってしまうと、エアコンの室外機も霜が降りて止まってしまうこともあります。
デロンギのオイルヒーター「H770812EFSN-GY」なら、室内から部屋全体を温めてくれますし、今回ご紹介した賢い使い方で使用すれば電気代も抑えられます。
今年の冬こそ、デロンギのオイルヒーターデビューしてみませんか?



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