どうも、ネフローゼ歴26年の美堂(@midou_kyouji)です。
春になると食卓に登場するはまぐり。
潮干狩りでこどもと一緒にたくさん獲れて楽しい思い出も作れて最高ですよね!
けど、大量のはまぐりが余ってしまったら困ってしまいますよね。
あるコツを実践すると賞味期限も旨味もアップするんですよ。
新鮮な、はまぐりをお子さんと一緒に楽しみながら春の味覚を味わってくださいね!
- はまぐりの保存方法を知りたい人
本記事では、はまぐりのベストな保存方法についてご紹介してます。
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はまぐりのベストな保存方法は「冷凍保存」です
食べきれない、はまぐりのベストな保存方法は「冷凍保存」です。
そのコツを紹介していきますね。
冷凍と冷蔵の賞味期限について
はまぐりを保存する際に「冷蔵」か「冷凍」かで迷ってしまいませんか?
それぞれの賞味期限を解説しますね。
【保存方法別の賞味期限】
- 冷蔵保存:目安として2~3日
- 冷蔵保存:目安として2週間前後
※はまぐりの個体差や購入時の状態にもよります。
冷蔵保存の場合
砂出し・潮抜きをした後、濡らした新聞紙に平らになるように包んで冷蔵庫の野菜室に入れましょう。
水につけたままだと、はまぐりは活動し続けるので弱ってしまい傷みやすいです。
必ず水から出してあげましょうね。
水からあげるとはまぐりは殻を閉じ、身を守ります。
そして野菜室のような低温のところでは休眠状態になる習性があるので、生きた状態でおいしく新鮮なままキープできます。
冷凍保存の場合
保存状態によっては、2か月程度の保存が可能とも言われてます。
けれども、保存期間が長くなるにつれて殻が開くのに時間がかかるようになるため、できるだけ2週間程度で使い切るようにしましょう。
はまぐりの冷凍保存の具体的な方法
はまぐりの冷凍保存する際のポイントを紹介していきますね。
STEP1:真水で水洗いして、砂抜きをする
はまぐりを美味しく食べる最大のコツは「砂抜き」です!ここが一番の肝ですよ!
(はまぐりに肝はないけどね)
- 軽く貝同士をこすり水洗いをし、殻についた菌やぬめりを落とします。
- はまぐりがひたひたになる程度の3%の食塩水に、貝ができるだけ重ならないよう平らに広げて入れる。
- 貝が水をぴゅっと出したら成功です!
- スーパーで購入したはまぐりは1時間程度。市場や潮干狩りで入手したはまぐりは1晩放置する。
【3%の食塩水の作り方】
- 水500cc(コップ2杯+半分)
- 塩15cc(大さじ1)
上記の配分をベースに必要に応じて、水の量と塩の量を調整します。
STEP2:水からあげて潮抜きをしよう!
砂抜きするだけでも食べられるようになりますが、潮抜きをすると旨味が一段階増すんですよ!
時間はかかりますがとっても美味しくなるので是非挑戦してみてくださいね。
【潮抜きの方法】
- 砂抜きが終わりましたら、はまぐりを水から出します。
- ザルにあげ、濡れ布巾をかけて1時間以上置いておくだけです。
ね?とっても簡単でしょ?
これで、はまぐりが吸い込んだ潮を吐き出してくれます。
これをするかしないかで味が全然違ってきます!
STEP3:真空パックに入れて冷凍しよう!
ここまでで保存の為の下準備は完了です。
潮抜きできたはまぐりを、ジップ付き保存袋や真空パックに平らになるように入れしっかり空気を抜いて、冷凍庫に入れましょう。
タッパーのままだと空気に触れたところが傷んでしまう可能性がありますので、しっかり密封してできるだけ空気が入らないようにする。
ここまでやっておけば調理時間の時短にもなりますので家事の負担も軽くなりますね。
【もう少し賞味期限を伸ばしたい!】:ボイルしてから冷凍する方法
はまぐりを生のまま保存しても良いのですが、もう少し賞味期限を延ばしたいならボイルしてから冷凍保存するのがオススメです。
- (通常と同じように)砂出し・潮抜きをした後に、殻を洗って沸騰した鍋に入れる。
- 貝が開き始めたら取り出して、鍋の中のアクや砂を丁寧に取り除きます。
- 冷凍保存容器に調理1回分の分量のはまぐりと汁を貝が浸るくらい入れ、冷ましてから冷凍庫に入れるだけ。
ポイントはゆで汁にもはまぐりの旨みが出ているので一緒に冷凍しましょう。
【絶対に失敗しない!】はまぐりの美味しく解凍するコツ
せっかくきちんと冷凍保存しても解凍する際に失敗してしまったら残念ですよね。
はまぐりを上手に解凍する方法とコツを紹介しますね。
【時間に余裕がある人向け】冷蔵庫や冷水でじっくり低温解凍
- 保冷バックから出して流水にあてたり冷水につけて戻しましょう。
- 自然解凍の場合は低い温度で解凍することによってドリップ(解凍時に出る水っぽさ)が少なくできます。
焼きはまぐりなど自然解凍の方が良いですね。
ボイルしてから冷凍したはまぐりは冷蔵庫で解凍しましょう。
せっかくですから煮汁も一緒に使って、潮汁など汁物に使用すると旨みも栄養も逃さずいただけますね。
【至急!使いたい人向け】解凍せずにそのまま加熱
とにかく今すぐに使いたい!!という人は、凍ったまま使う分だけ沸騰したお湯に入れて加熱しましょう。
冷凍した貝類は、解凍せずにそのまま加熱すると、生の時のように殻が”ぱかっ”と開きます。
この方法で貝が開かないはまぐりとはさよならしましょう。
潮汁やみそ汁、酒蒸しなどもこの調理法で可能です。
煮すぎると固くなってしまうので、殻が開いたものから取り出すようにしましょうね。
まとめ
はまぐりのベストな保存方法と解凍する際のコツをご紹介しました。
はまぐりは食べられる期間も限られてますし、けっして安くはないですよね。
余るともったいないですし、一度にたくさん食べてしまうのも飽きてしまいます。
生の状態で新鮮なうちに食べるのが一番ですが、今回ご紹介した保存方法なら最大で2週間程度は新鮮さをキープできますし、調理時の時短にも繋がりますので、是非取り入れてみてくださいね。
春の味覚を正しい保存方法で出来る限り長く楽しんでみてくださいね。
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