どうも。ネフローゼ歴26年目の美堂(@midou_kyouji)です。
畳の部屋にベッドを置こうとすると、畳がどうしてもへこんでしまいますよね。
私も畳の部屋にベッドを置いたことがあるのですが、畳のへこみ問題に関しては非常に悩みました。
普通にベッドを置いてしまうとすぐに畳がへこんでしまいますが、ある工夫をすることで畳がへこまさずにベッドを設置することができます。
この記事ではそのやり方を詳しくお伝えするので、これから畳の部屋にベッドを置こうと思ってる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
畳の部屋に気兼ねなくベッドを設置して快適でおしゃれモダンな寝室にしちゃいましょう♪
本記事では、畳の上にベッドを置く際のへこみ防止方法について紹介してます。
- 畳の部屋でベッドを置きたい人
- 畳の上にベッドを置いた際の凹みを防止する方法を知りたい人
- ぶっちゃけ、畳の部屋って初めてでレイアウトに悩んでる人
畳の上にベッドを置く際の3つの対策方法
和室にベッドを置く際に注意したい、畳のへこみ・キズ防止とカビ・ダニ対策をご紹介します。
カーペットやじゅうたんはNG!
畳のへこみ防止にカーペットやじゅうたんを和室一面に敷くと、ベッドの脚跡が畳に付きません。
その代わりカーペットやじゅうたん自体にはベッドの脚跡は付きますので、ベッドの位置を変えると脚跡は目立ってしまいますが、畳を保護することはできます。
へこみ防止や畳の保護に最適な方法だと思うかもしれませんが、カビやダニ対策を考慮するとNGです!
畳の上にカーペットやじゅうたんを敷いてしまうと、床下からの湿気が畳にこもり、多湿な状態になります。
それにカーペットやじゅうたんは、ほこりや髪の毛が付きやすく、ダニの住みかになりやすいです。
カビやダニが大量に発生してしまうと、アレルギーの原因になり、赤ちゃんや幼児など小さい子どもがいると特に気をつけてあげたいですよね。
小さいこどもだけではなくて、大人でもアレルギーを発症してしまうこともあります。
幼児期に喘息などの病気で苦しんだことのある人は、再発してしまう可能性もあるので気を付けて下さいね。
フレームの脚に床キズ防止マットがおすすめ!
カビやダニのことを考えるとカーペットやじゅうたんは敷かない方が良いですよね。
けど、畳の上にベッドを設置するとへこんでしまいまい困りますよね。
そこで、ベッドの脚部分のみ取り付けるカバー(マット)があります。
ベッドの脚に手軽にはめ込むことができるので簡単です。
畳の傷の防止にも繋がりますしね。
ベッドの脚に装着できるマットは色々な種類があるのですが、私がおすすめするのは「コルク屋本舗」のコルクの床キズ防止マットです。
コルク材は弾力性に富んでおり、強靭なパワフルコルクを使用した床キズ防止マットの耐荷重は160kgもあります。
天然素材であるコルクは安心・安全な素材で、ゴムや樹脂製のカバーにありがちな畳への色移りといった変色の心配もありません。
ベッドの脚の下にコルクマットを設置してみました。
コルクマットの素材は和室によく合うので違和感なく設置できます。
ベッドだけでなく、重量のあるダイニングテーブルやソファなど、他の家具に設置するのも便利ですしね。
脚の部分だけじゃなくて、ベッド下にコルクマットを敷くと掃除がしやすい!
ベッド下にたまったほこりは、定期的に掃除機をかけておかないと、カビやダニの格好のエサになり、繁殖する原因になります。
畳の上を掃除機でかけるときは、畳の目に沿って、ヘッド部分を動かさないと畳が傷んでしまいます。
ベッド下がフローリング床であれば、気にせずベッドの下に掃除機のヘッドを潜りこませることができますが、和室だと畳の目に沿ってベッドの下を掃除するのは困難です。
そこでオススメするのがベッドの大きさに合わせて、部分的にコルクマットを敷くことです。
和室一面に敷くとカビやダニの発生が心配になりますが、ベッドの面積部分だけであれば対応できます。
コルクマットは抗菌作用があり、ダニが忌み嫌う性質があります。
さらにほこりが舞いにくく、簡単に掃除機でほこりを吸い取ることができます。
畳の上にベッドを置く3つの注意点
畳のへこみが心配
和室に置くベッド対策として、畳にベッドの脚の跡がつかないように、畳のへこみ防止を考える必要があります。
賃貸の場合、畳のへこみや傷があると、退去時に費用が発生したり、敷金から引かれたりする可能性があります。
できるだけ丁寧に使って、引っ越し時に余分な費用が発生しないようにしたいですよね。
4本の脚で支えるベッドの場合、ベッドの重みが4本の脚に集中するため、へこみの跡がくっきりと付いてしまいます。
その点、フロアーベッドのようにフレームの面で支えるタイプはベッドの重みが分散されるのでいくらかマシです。
それでも、ベッドの位置を変えずに長期間、同じ場所に置いておくと、やはり線のような跡がついてしまいます。
何の対策もせずに和室にベッドを置くと、フレームの跡が畳に残ります。
畳にへこみの跡が残ると元の状態に戻ることはないので、和室にベッドを置くときは、敷物を敷いたり、ベッドの脚にカバーをつけるなど、畳を保護すると良いでしょう。
畳にカビやダニが発生しないか心配
和室にベッドを置くことを考えると心配になるのがカビやダニですよね。
カビやダニは高温多湿の環境を好み、エサ(ほこりや髪の毛など)が多いと、すごい勢いでカビやダニは繁殖してしまいます。
和室はカビやダニが発生しやすいと言われており、その理由に天然イ草の畳は空気を吸収・放出する働きがあります。
その自然な作用により、空気中に含まれるほこりを吸収付着し、湿度を調節してくてます。
ですが、和室の換気を怠ったり、こまめに掃除をしてほこりを取り除かないと、和室はカビやダニの繁殖しやすい環境になってしまいます。
特に畳が新しい(1年から2年)場合、吸収・放出する能力が高いため、湿気やほこりが多いとどんどん吸収していきます。
和室の手入れをちゃんとしていないと、新しい畳は古い畳に比べてカビやダニが繁殖しやすいので注意が必要です。
ベッドの下というのは、敷き布団やマットレスに染み込んだ寝汗が落ちていき、湿気がこもりやすいです。
湿気だけでなく、ほこりもベッド下によくたまります。
和室のふすまや窓を開けて、風通しを良くして換気をすることが大事です。
換気だけでなく、畳目に沿って畳が傷まないように掃除機をかけて、カビやダニのエサになるほこりや髪の毛、フケなどを取り除き、普段から清潔にすることが重要です。
もしあなたがこれから引越するのであれば、バルサンを焚いて、畳を上げてダニアースを刺すだけでも違いますよ。
ちなみに私は引越してから1年に1回はバルサンを焚いてます。
畳の上は配置換えしにくい
ベッドを設置したあとに、もう少しだけ壁際に移動したいとか、ベッドの横のスペースが狭いからベッドを少しだけ動かしたいなんて経験はないでしょうか?
フローリングであれば、少しベッドを浮かして移動することで、床に傷がつけずに移動が可能ですので、ベッドの配置の微調整がしやすいです。
ですが、和室の場合はそうはいきません。
ベッドを完全に持ち上げて動かさないと、畳が傷んでしまいます。
和室のベッドの配置は、ベッドを置く前に念入りに決めて、できるだけ後から移動しないようにしたいものですね。
畳の部屋でもベッドを置くのはあり!
「ぶっちゃけ、畳の上にベッドを置くのってどうなのよ?ありなの?なしなの?」
全然、ありです!!
ってか、畳の上にベッドを設置することのメリットの方が大きいので、我慢して布団の上げ下げなんかさっさと止めてしまうことをおすすめします。
- 布団の上げ下げ作業がなくなる。
→ 毎日の布団を上げ下げする際の腰や足への負担がなくなります。 - アレルギー反応防止にも良い。
→ 地面から少し高さがあるので、ホコリなどのアレルギー反応防止に繋がる。 - 地面から起き上がる際の負担がなくなる。
→ 何気に地面から立ち上がる際の腰と足への負担がキツい。これがなくなる。
畳の上に置くベッドの選ぶコツ
洋室と違って、和室という空間を最大限に活かしつつ、畳の上に置くことを注意してベッドを選ぶときのコツをご紹介します。
スチールやパイプなど違和感のある素材は避ける
せっかくの和室なので、素材は木製のフレームがマッチします。
和室には、柱をはじめ、かもいや長押(なげし)など、木目が多く使われています。障子の木枠もそうですよね。
そんな和室とベッドをうまく調和させるには、木目が美しいデザインのベッドがおすすめです。
ただ、和モダンなインテリアの場合は、あえてスチール素材が少し入ったベッドだとおしゃれ感がUPしますね。
上級テクニックにはなりますが、チャレンジしてみる価値はあります。
高さが低いデザインのベッドにする
和室というのは、そもそも低い位置で生活するスタイルです。
座布団を敷いて座ったり、こたつで温まったり、日本人独特の文化が和室にはあって素敵ですよね。
そんな和室にベッドを置くなら、やはり高さが低いデザインのローベッドやフロアベッドを選ぶのがポイントです。
高さのあるベッドは、和室を圧迫し、部屋を窮屈に見えてしまいます。
また、寝室の場合は出来る限りベッド周辺にモノを置かない方がシンプルですがスタイリッシュに見えます。
布団に近いイメージのフロアベッドなら、和モダンなスタイルにもぴったり。
【まとめ】ずっと使うものだから、寝室にもやさしく。
和室の空間ってちょっと使いづらいなって思ってしまいがちですよね。
けど、裸足で歩く畳の感覚って、結構心地よいなって思いませんか?
せっかく寝室が畳の上なのだから、是非、その感触を味わいながら快適に過ごしたいですよね?
畳は、へこみやカビ・ダニ防止などに注意しなくてはいけないですが、和室の畳の上にしっかりと対策をすればベッドを設置することも出来ます。
是非、快適で過ごしやすい寝室にして1日の疲れを癒してくださいね!
「コルク屋本舗」のコルクの床キズ防止マットの公式HPはこちらです
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